【保存版】葬儀のバッグ選びの基本5つとは?おすすめ商品も紹介!
「葬儀のバッグ選びの基本って何?」
「葬儀でバッグを持っていくときのマナーがわからない…」
「葬儀で必要になる持ち物って何?」
本記事では上記の疑問やお悩みなどにお応えします。
突然の訃報を受けた場合、喪服や靴の他にバッグも必要になりますが、準備し忘れたりマナー違反になっていたりするケースも。
そこで今回は、葬儀のバッグ選びの基本やマナーなどについて具体的に解説します。最後まで読めば、葬儀のバッグのマナー違反を心配する必要がなくなるでしょう。
目次
葬儀のバッグ選びの基本5つ
葬儀のバッグ選びで基本となる点は、具体的に以下の5つです。
- 黒色で光沢のない布か革製品のものを選ぶ
- コンパクトな大きさのものを選ぶ
- 腕にかけられるものを選ぶ
- 長く愛用できるものを選ぶ
- 底鋲があるものを選ぶ
ここから、具体的に解説します。
①黒色で光沢のない布か革製品のものを選ぶ
葬儀のバッグは、艶のない黒で布か革製品のものを選びましょう。
以前は、仏教上の考えから「殺生」をイメージさせる革製品はよくないものとされてきましたが、近年では変わりつつあります。革製品のバッグでも、色やデザインが落ち着いていればマナー違反とはされないためです。
マナー違反になる革製のバッグは、「クロコダイルなどのエキゾチックレザー」「エナメル」など、光沢感のあるものや生き物をイメージさせるもの。
地域によって布製のバッグ以外、マナー違反とされるケースもある点は理解が必要です。親族に確認したあとで、葬儀用のバッグを選ぶと安心でしょう。
②コンパクトな大きさのものを選ぶ
葬儀のバッグ選びの基本として、なるべくコンパクトな大きさのものを選びましょう。小さい方が格式高くなるといわれており、ハンドバッグが基本です。
葬儀ではバッグを手元や膝の上に置くのが基本となり、小さい方が扱いやすさの面でも優れています。
長財布を利用する方はバッグに収まらないケースもありますが、小さい財布に入れ替えて対応する傾向です。
防寒具や子供に関連する物などで荷物が多くなる場合でも、ショルダー型やトート型のバッグを選ぶのはマナー違反。黒無地のシンプルなサブバッグや風呂敷などを選ぶのが基本になります。
③腕にかけられるものを選ぶ
葬儀のバッグ選びの基本は、腕にかけられるタイプを選ぶ点です。
黒の布製でシンプルなものであっても、カジュアルな印象を与える以下のバッグは葬儀の場に相応しくありません。
- ショルダーバッグ
- リュックサック
- トートバッグなど
腕にかけられるコンパクトなバッグの中から、マチの広いものや口の開きやすいものを選べば、財布などの出し入れがしやすくなります。
長時間持ち歩くケースもあり、なるべく軽いものを選べば負担になりにくいでしょう。
④長く愛用できるものを選ぶ
葬儀のバッグ選びの基本は、長く愛用できるものを選ぶ点。葬儀のバッグの場合、日常的に使われるケースが少なく、頻繁に買い換えるものではないためです。
保管期間が長くても型くずれしないよう、丈夫な作りのバッグを選びましょう。
流行に左右されないシンプルなバッグを選べば、何年経っても飽きずに使い続けられる可能性が高くなります。長く愛用するには、使い終わった後にメンテナンスをするのもポイントです。
⑤底鋲があるものを選ぶ
葬儀のバッグ選びの基本として、底鋲のあるものを選びましょう。底鋲とはバッグの底に付いている金具のことで、床に置いたときに汚れや擦れなどから防ぐ効果があります。
葬儀ではバッグを床や椅子に置くのが一般的で、特に床に置くと傷がつくケースも。なるべく長くバッグを使いたい方は、底鋲がついているバッグを選ぶのがおすすめです。
葬儀のバッグに関するマナー2つ
葬儀のバッグに関して、押さえておきたいマナーは以下の2つ。
- 光る金具つきのものやロゴの目立つものを持っていかない
- 荷物が入らない場合はサブバッグを用意する
ここから、具体的に解説します。
①光る金具つきのものやロゴの目立つものを持っていかない
葬儀のバッグのマナーは、装飾のあるものや光る金具つきのもの、目立つロゴの入っているバッグを持っていかないことです。
華やかな装飾のされたバッグは葬儀では相応しくありませんが、シンプルなリボン程度であれば問題ないとされる傾向にあります。
金色の光る金具はお祝いを表すとされており、持っていかないように特に注意が必要です。留め具だけではなく、つなぎ目などの金具も光らないものを選べると理想的。
ブランドのロゴが目立つバッグの場合、黒くて金具が目立たないとしても葬儀には相応しくありません。
②荷物が入らない場合はサブバッグを用意する
葬儀のバッグのマナーとして、荷物が入り切らない場合は、サブバッグを利用する点があげられます。前述の通り、小さいバッグの方がフォーマル度を上げられるためです。
荷物が多いからという理由で大きなバッグを選ぶのは、葬儀の場に向いていません。
サブバッグ選びのポイントは、具体的に以下の点です。
- 黒色で飾りが少なく、シンプルなデザインである
- A4サイズの長方形である
女性の方で、メイク道具や小さな子供に関連する物が必要になる場合、サブバッグを活用すると便利。小さく折り畳めるサブバックであれば、使うときだけ葬儀用のバックから取り出せます。
葬儀で必要な持ち物
葬儀で必要になる持ち物は、立場によって変わる傾向です。
- 一般参列者の場合
- 親族の場合
ここから、上記の立場の違いによる持ち物について、具体的に解説します。
一般参列者の場合
一般参列者として葬儀に参列する場合に必要になる持ち物は、具体的に下記の表のとおり。
必要なもの | 場合によって必要になるもの |
---|---|
・数珠・香典・袱紗・ハンカチ | ・財布・携帯電話・傘・防寒具・メイクポーチ |
一般参列者として参列する場合、必要なものは必ずバッグに入れるようにするのがポイントです。香典はそのままバッグに入れずに、袱紗に入れるのが基本となります。
バッグの大きさを選ぶときは、袱紗が入る大きさのものを選ぶのが基準でしょう。
前述の通り、傘や防寒具などのかさばりやすいものは、サブバッグに入れて参列するのが基本です。
親族の場合
親族の立場で葬儀に参列する場合、具体的な持ち物は下記の表のとおり。
必要なもの | 場合によって必要になるもの |
---|---|
・数珠・香典・袱紗・ハンカチ | ・財布・携帯電話・傘・防寒具・メイクポーチ・白か黒のエプロン・黒の着替え |
一般参列者の立場のときと異なる点は、お手伝いをするための持ち物が増える点です。お手伝いするために、無地のエプロンや着替えなどを持っていくケースもあります。
葬儀のバッグのお手入れ方法
一般的に葬儀のバッグは頻繁に使うものではなく、よい状態を保つためには適切なお手入れが必要。
バッグのお手入れの方法は、具体的に下記のとおりです。
- 乾拭きする
- 乾燥させる
- 暗所で保管する
バッグの表面についた汚れやホコリを落とすために、マイクロファイバーなどの乾いた布でやさしく乾拭きします。強くこすると生地が痛む原因になり、注意が必要です。
もし雨に濡れた場合、風通しのよい場所で1日ほど陰干ししたあとに保管しましょう。
保管するときは、暗所で箱に入れて保管すると変形を防ぎやすくなります。
葬儀のバッグのおすすめ商品3選
葬儀のバッグでオススメのものは、具体的に以下の3点です。
- B-GALLERYのフォーマルバッグ
- プレックスのブラックフォーマルバッグ
- 傳濱野のFormal M
ここから具体的に解説します。
①B-GALLERYのフォーマルバッグ
葬儀のバッグとしておすすめなのは、B-GALLERYのフォーマルバッグ。
B-GALLERYのフォーマルバッグの特徴は、具体的に下記のとおりです。
- 持ち手部分を取り外し可能
- 長財布の入る収納力
- キャリア風バッグ
バッグの持ち手部分を取り外せることによって、ハンドバッグとしてもクラッチバッグとしても使える点が特徴。長財布を入れられる大きさとなっていますが、上品さを感じさせる範囲の程よい大きさとなっています。甘くなりすぎないようにデザインされており、飽きずに長く愛用しやすいバッグだといえるでしょう。
大きさ | 高さ13×幅24×マチ10(cm) |
素材 | 表地:トリアセテート85%ポリエステル15%裏地;レーヨン100% |
価格 | 9,800円 |
B-GALLERYのフォーマルバッグを購入したい方はこちら。
②プレックスのブラックフォーマルバッグ
葬儀のバッグのおすすめとして、プレックスのブラックフォーマルバッグがあげられます。
プレックスのフォーマルバッグの特徴は、具体的に以下のとおりです。
- 慶弔どちらのシーンでも使える
- 笹マチで大きく開けられる
- 底鋲つき
光沢を抑えた生地を利用しており、丸みをもたせたフォルムで、女性らしい上品な印象を与えやすい点が特徴。袱紗や長財布を収納できるような大きさで、外側背面と内側にオープンポケットが付いています。底部には4箇所の鋲がついており、バッグが傷むのを軽減してくれます。
大きさ | (上部)W22/(下部)W23.5×H14.5×D12(cm) 持ち手長さ39/高さ10(cm) |
重さ | 310g |
素材 | ポリエステル |
価格 | 3,680円 |
プレックスのブラックフォーマルバッグを購入したい方はこちら。
③傳濱野のFormal M
葬儀バッグのおすすめは、傳濱野のFormal M。
傳濱野のFormal Mの特徴は、具体的に下記のとおりです。
- 曲線で緩やかな丸みを帯びたデザイン
- 上質な革を使用
- 出し入れしやすい設計
バッグに緩やかな丸みを持たせたことで、女性らしさを引き出しやすいデザインとなっています。上質な革を使いながらも艶を抑えている点が特徴で、慶弔どちらでも使うことが可能です。開けやすいようにバッグにはかぶせがつけられており、スムーズに出し入れしやすいといえます。
大きさ | 縦:約17×横:約27×マチ:約10.5×ハンドル立ち上がり:約11(cm) |
重さ | 約510g |
素材 | 表:牛革裏:レーヨン |
価格 | 50,600円 |
葬儀のバッグに関するよくある質問
葬儀のバッグに関するよくある質問をまとめました。
ここから、具体的に解説します。
男性用のバッグはありますか?
ありません。男性の場合、葬儀でバッグを持たないのが基本とされており、数珠や携帯電話などはスーツのポケットに納められるためです。
荷物が多くなる場合は、セカントバッグなどのコンパクトなバッグを使うようにしましょう。
仕事帰りで荷物が多い場合はどうすればよいですか?
葬儀場によります。斎場で葬儀が行われる場合、受付で荷物を預かってもらえるケースもありますが、自宅や寺院などの場合は注意が必要です。
大きすぎる荷物を持ち込むとマナー違反となる恐れがあり、手荷物をおくスペースがあるのかを確認しましょう。
葬儀で着席するときや焼香するときはバッグをどこに置けばよいですか?
膝の上か腰の後ろに置くのが基本で、大きめのバッグの場合は椅子の下に置くようにします。椅子の下に置く場合、参列者の移動の邪魔にならないように注意が必要。
バッグを持って焼香する場合、焼香台の近くに置いてからするのが基本です。
まとめ
ここまで、葬儀のバッグ選びの基本やマナーなどについて具体的に解説してきました。
葬儀のバッグの基本となるのは、黒でシンプルなデザインのものを選ぶ点です。
おしゃれを楽しむ場ではない点を踏まえると、どのようなものを選ぶとマナー違反になるのかが判断しやすくなります。なるべく持ち物をコンパクトにまとめられるように、必要に応じてサブバッグを活用しましょう。
葬儀のバッグ選びの基本やマナーを押さえれば、自信をもって葬儀に参列でき、遺族に弔意を伝えやすくなります。
葬儀で恥をかくことはないでしょう。