【終活に便利】葬儀保険とは?おすすめ会社や選び方を徹底解説!
「葬儀保険ってなんだろう」
「葬儀保険は私に必要かしら」
「葬儀保険はどうやって選べばいいのだろう」
そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
葬儀はいろいろ費用がかかり、いくらかかるか想像すらつきません。そのため最近では終活の一環として、葬儀保険の加入を考える方も増えています。
そこでこの記事では、葬儀保険の基礎知識やおすすめポイントなどを解説します。最後まで読めば葬儀保険に関する知識を深めて、安心して葬儀を迎える準備ができるでしょう。
目次
葬儀保険とは
葬儀保険とは、積み立てた保険金を葬儀費用の全部または一部にあてるために加入する保険です。被保険者が亡くなったときに、前もって指定した受取人に保険金を渡せます。
目的が限定されていて、期間が1年~2年と短期間の保険を少額短期保険またはミニ保険といいます。葬儀費用を自分で準備したい方を中心に、今注目を集めている保険です。
葬儀保険はこんな人におすすめ!
葬儀保険におすすめな方は、以下のような方です。
- 終活を真剣に考えている人
- 葬儀費用を自分で用意したいと考えている人
- 子供や親族に迷惑をかけたくないと考えている人
順番に1つずつ紹介します。
終活を真剣に考えている人
終活を真剣に考えている方に、葬儀保険はおすすめです。終活には身の回りの断捨離、財産整理やお墓のことなどさまざまな活動があります。
葬儀は終活の大事な活動の1つ。終活を本格的に考え始めた方に、少額の積み立てで始められる葬儀保険はおすすめです。
終活について詳しく知りたい方は「【完全版】終活とは?メリットや終活準備でやるべきこと10選!」をご覧ください。
葬儀費用を自分で用意したいと考えている人
自分の葬儀費用くらいは、自分できちんと準備しておきたい方におすすめです。葬儀費用は多岐に渡り、斎場費用や飲食代、お布施など規模や人数によっても金額は大きく変わります。
また自分が望むような式をやってもらいたいと考えているなら、残された家族に希望する葬儀のイメージとお金を準備しておくことが必要でしょう。
子供や親族に迷惑をかけたくないと考えている人
子供や親族に葬儀費用のことで迷惑をかけたくないと強く思っている方にも、用途がはっきりしている葬儀保険はおすすめです。
残された家族は亡くした故人のことを偲ぶ暇もなく、葬儀の準備をしなくてはなりません。葬儀費用を全く準備していないと、残された家族に負担をかけます。
また自分の預金を葬儀に使ってもらおうと準備した口座が、相続手続きの準備不足から凍結されてしまう可能性もあるでしょう。葬儀費用に向けてあらゆる困難な想定に向けて、葬儀保険で備えてくださいね。
葬儀保険のおすすめ企業3選
葬儀保険のおすすめな企業を3つ厳選しました。
- 健康年齢少額短期保険株式会社の「やさしい終活保険」
- SBIいきいき少額短期保険株式会社の「SBIいきいき少額短期保険」
- 株式会社メモリード・ライフの「はじめやすい!葬儀保険 保険金一定プラン」
順番に1つずつ紹介します。
やさしい終活保険
最初に紹介するのは健康年齢少額短期保険株式会社の「やさしい終活保険」です。
特徴 | 内容 |
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お財布にやさしい | ①手頃な保険料で、月額460円から入れる(加入年齢・コースにより変動あり) ②死亡保障に限定し、保険料を抑制 ③5歳ごとの刻みで保険料を設定 |
みんなにやさしい | ①新規申込は50~89歳まで受付可能 ②継続は94歳まで可能 ③持病があっても受付可能 |
手続きがやさしい | ①医師の診断書は不要 ②申込に必要なのは4つの告知に答えるだけ ③保険金は5つのコースから選択可能 |
さまざまな面で、やさしいことに重点を置いた葬儀保険です。女性・50歳で、月額460円からの加入ととてもお手頃な金額からスタートできるのも特徴の1つ。
SBIいきいき少額短期保険
SBIグループ会社、SBIいきいき少額短期保険株式会社の「SBIいきいき少額短期保険」です。
特徴 | 内容 |
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契約年齢が幅広い | ①加入申込は20~84歳まで受付可能 ②保障は90歳まで継続可能 ③保険金は6コースから選択可能 |
特定の病気の保障も対応 | ①対象の病気にかかったり、手術した場合の保障特約もあり ②疾病特約の選択は自由 ③大きな病気の備えも充実 |
さまざまなサービス | ①24時間無料健康相談電話がある ②申込は郵送もネットも可能 ③月払い・年払いが選べる |
20歳とかなり早い年齢から加入できることが、大きな特徴です。また葬儀保険とは別に特約でがんや脳卒中などの大きな病気への備えもできます。
若いうちから準備をしたい、病気の備えも一緒に考えたい方におすすめです。
はじめやすい!葬儀保険 保険金一定プラン
株式会社メモリード・ライフの「はじめやすい!葬儀保険 保険金一定プラン」です。
特徴 | 内容 |
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契約年齢・支払いの選択肢が幅広い | ①加入申込は20~89歳まで受付可能 ②最長99歳まで更新可能 ③月払い・半年払い・年払いが選択可能 |
契約内容の選択肢が多い | ①保険金は30万~300万円まで選べる ②保険金額は10万円単位で自由に選択可能 ③保険金クイック支払サービスがある |
メディアや社外活動が好感が持てる | ①福岡ソフトバンクホークス、V・ファーレン長崎とのパートナシップ契約 ②TV、雑誌、映画の協賛とメディア掲載多数 ③イメージタレントに船越英一郎氏を起用 |
支払の選択肢が多く、保険金額を10万円単位で自由に選べるなど個人でカスタマイズできるのが特徴の1つ。さらに契約年齢が99歳まで更新可能で、正に一生涯の安心を受けられます。
多くの社会貢献活動やメディアでの紹介もあり、2008年から少額保険を扱い業界のパイオニアとしての地位を確立しています。
大手の安心感と、幅広い選択肢を持ちたい方におすすめです。
>>「はじめやすい!葬儀保険 保険金一定プラン」公式サイトはこちら
葬儀保険を選ぶポイント3つ
保険は1度加入をすると、途中で変えるのが大変です。内容などをよく理解して、納得いく葬儀保険を選びましょう。
納得いく葬儀保険を選ぶポイントが3つです。
- すぐに現金を受け取れる保険かどうか
- 保障内容が充実しているか
- 保険料が安い保険を選ぶ
順番に1つずつ紹介します。
すぐに現金を受け取れる保険かどうか
まず第一に、いざというときに積み立てた保険金を現金として迅速に受け取れるかどうかが、葬儀保険を選ぶ際の大きなポイントです。
葬儀でかかる費用は人が亡くなってからの短い間に、さまざま発生します。葬儀費用はもちろん、お料理代やお布施など全国平均で約200万円ほどです。規模や人数によって変わりますが、この金額を準備するのは大変でしょう。
必要なタイミングで積み立てた保険金を受け取れるかどうかが重要です。
保障内容が充実しているか
保障内容の中身もしっかり確認をしましょう。
ここでの保障内容は加入年齢や支払コースなどが自分にマッチしているかです。また保険によっては病気などにもカバーしている保険もあります。
自分が希望する葬儀を考えて、必要な費用を計算しておきましょう。
保険料が安い保険を選ぶ
支払う保険料は安い保険を選びましょう。葬儀費用が不安だからといって、内容を手厚くすると当然保険料も上がります。
葬儀保険料は、今の暮らしに負担がかからないようにしましょう。
葬儀保険のメリット5つ
葬儀保険のメリットは主に5つです。
- 万が一の葬儀の備えができる
- 高齢者や持病の方も加入しやすい
- 一般の保険と比べて割安な場合が多い
- 保険金の受取が早い
- 葬儀以外でも利用できる
順番に1つずつ紹介します。
万が一の葬儀の備えができる
葬儀保険の最大のメリットは、万が一の葬儀の備えです。
葬儀費用は全国平均で200万円かかると言われています。しかも人数や会場、飲食の規模によっても葬儀費用は変わるでしょう。費用がわからないのは不安になるうえ、家族に迷惑をかけてしまう心配もあります。
葬儀保険はお金の不安を解消し、将来の備えに役立つでしょう。
高齢者や持病の方も加入しやすい
高齢者や持病がある方も加入しやすいのが、葬儀保険の大事なポイントです。
一般的な生命保険は医師による診断書や、年齢によっては加入できない場合もあります。
しかし葬儀保険は葬儀のための保険なので、診断書の提出を求められることもほとんどありません。
また持病があっても入りやすい、加入年齢も80歳から入れる保険も多数あります。
高齢者と持病の方に優しい保険が、葬儀保険です。
一般の保険と比べて割安な場合が多い
保険金の目的が限定されているため、一般の保険と比べて割安で加入ができます。
プランや保険会社によっても変わってきますが、1,000円以下/月で入れる保険もあり、あなたに合った保険を選べるでしょう。
もちろん年齢が上がるにつれ、保険金も上がってきますが一般的な保険に比べるとかなり安く抑えられます。
保険金の受取が早い
葬儀保険は保険金の受取が早いのが大きな特徴の1つです。
一般的な生命保険などの支払手続きは、時間を要します。書類を出して、審査をし、入金処理と1週間くらいかかることはよくあります。
いざのときに起こる葬儀に向けて、便利なのが葬儀保険です。
葬儀以外でも利用できる
葬儀保険は葬儀以外でも利用でき、使い道は葬儀費用のみに限定はされていません。葬儀費用の他にも幅広く利用可能です。
葬儀のときのお布施やお墓の購入費、遺品整理でも使えます。あなたの必要な場面で自由に使ってください。
葬儀保険のデメリット3つ
葬儀保険にもデメリットはあるので、しっかり考えておきましょう。
主なデメリットは3つです。
- 掛け捨ての保険であること
- 保険金が支払われるまでに期間が必要
- 長期間加入は損をする場合がある
順番に1つずつ紹介します。
掛け捨ての保険であること
葬儀保険は基本的に掛け捨ての保険です。この掛け捨てのお陰で保険料が安くなっている面もあります。
途中解約による解約返戻金の制度はなく、今までかけた金額は一切戻ってきません。
加入の際は途中解約をしないように、しっかり考えてから加入しましょう。
保険金が支払われるまでに期間が必要
葬儀保険は加入したらすぐに保険金を受け取れる権利が、発生するわけではありません。
保険業者の契約の責任がスタートする時期を「保険の責任開始期」といい、この期間が経過後に支払いが開始します。
葬儀保険の加入時にはぜひ契約内容をよく確認をする、「保険の責任開始」のスタート時期をしっかりチェックしておきましょう。
長期間加入は損を場合がある
保険料が割安なのは魅力的ですが、長期間に渡って加入し続けると損をする場合があります。
支払われる保険金額は上限があるので、それ以上に支払いを続けた時点で元本の金額を上回るタイミングがあるので注意しましょう。
葬儀保険が役立つタイミングを見極めるのは非常に難しいですが、損をしないように加入を考えてください。
葬儀保険に入るときの注意点3つ
いざ葬儀保険に入るときに注意する点が3つあります。加入の際はしっかり理解しましょう。
- 自身の健康状態は正直に回答する
- 受け取る保険金は課税対象になる
- 加入年齢に注意する
順番に1つずつ紹介します。
自身の健康状態は正直に回答する
葬儀保険は加入時に、医師の診断書は必要ありません。そして、健康状態の告知は自己申告制です。
告知内容は自分で正直に答えるもので、虚偽の報告をしてはいけません。
虚偽報告は発覚すると、告知義務違反になり契約解除などの重いペナルティが課せられる場合があります。
受け取る保険金は課税対象になる
葬儀保険で受け取る保険金には税金がかかります。葬儀保険は「少額短期保険」の該当になり、所得税法上控除の対象になっていません。
実際の支払が発生したときは、課税対象になると覚えておきましょう。
加入年齢に注意する
葬儀保険は加入するときの年齢に注意しましょう。
年齢が上がるほど保険金も上がりますし、一方で長期間に渡る加入は損をする場合があります。
加入のタイミングを計るのは難しいですが、自身の健康状態と相談しながら加入を検討してください。
まとめ:終活として葬儀保険を賢く利用して、早めに備えよう
葬儀保険は少額から始められ加入年齢も幅広く、うまく使えば価値あるものです。最近では終活の一環としても注目を集め、さまざまな葬儀保険が販売されています。
また自分の希望の葬儀の夢を叶え、残された家族に迷惑をかける心配もなくなるでしょう。
ぜひ葬儀保険を上手に使って、早めに備えてください。