葬儀でのマスクは何色が良い?黒マスクは?正しいマスクマナーを解説!
コロナ対策の一環としてマスクの着用が、日常となっています。感染症対策や花粉症対策、現状のマナーとして着用など、マスクを付ける理由は人それぞれです。では葬儀の場面ではどうなのでしょうか。
「葬儀のような正式な場でもマスクはした方が良いのか」
「付けるとしたら色や柄はどうなのか」
こうした疑問を参列するときに、考える人は多いでしょう。さらにはマスクの色やデザインの選択を間違えると、常識のない人と思われてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、葬儀でのマスクの色について解説します。最後まで読めば葬儀でのマスクのマナーや色についてわかり、マナー違反の心配がなくなるでしょう。
目次
葬儀でマスクは必要か
かつては目上の人やお客様を迎える立場のときのマスク姿は、あまりふさわしくないと考えられていました。しかし現在、感染症対策の状況からマスクを着用しての葬儀の参列はマナー違反とはなりません。
また葬儀の場には、あらゆる世代や立場の違う人が参列します。ご年配の方や、妊婦の方など体調に配慮すべき方もいるので、マスクを着用しての参列がふさわしいといえます。
葬儀でのマスクのマナー3つ
葬儀でのマスクのマナーは3つあります。
- 色は白が無難
- 柄は無地
- 素材は不織布
葬儀でのマスクは、ニューノーマルのマナーといえます。しっかり押さえましょう。
葬儀でのマスクの色は白が無難
葬儀ではネクタイやスーツなど黒色を身に付けますが、葬儀でのマスクの色は一般的な白色で問題ありません。一番手に入りやすく、多くの人が着用している白色が無難です。
派手な色のマスクやデザイン性のあるマスクは、葬儀にはふさわしくありません。
葬儀でのマスクの柄は無地が良い
葬儀でのマスクは、柄は無地が良いです。デザイン性のマスクや装飾のあるオシャレなマスクがありますが、葬儀の場ではシンプルな無地を選びましょう。
柄やワンポイントのあるマスクは、カジュアルな印象を与えるので注意してください。
葬儀でのマスクの素材は不織布が良い
マスクの素材は、不織布を着用しましょう。ガーゼマスクや布製のマスクもありますが、汚れや使い込んでいるような状態のマスクを着用するのはあまり印象がよくありません。
感染症対策の観点からも多くの人が集まるので、予防効果が高いとされる不織布のマスクが一番適しています。
葬儀で黒マスクはOKか
日常生活でよく見る黒色のマスク。葬儀で利用してもOKなのでしょうか?
結論、黒色でも問題はありませんが、一部にオシャレでカジュアルな印象を与える可能性があります。
葬儀の場はさまざまな立場や年齢の方が集まる場面なので、悪印象を受けないよう白色のマスクを選択するのが無難です。
葬儀でのマスクに関する注意点
葬儀でのマスクに関する注意点は3つあります。
- 予備を準備しておく
- 葬儀で避けたほうがよいマスクがある
- 夏の時期のマスク着用は熱中症に注意する
順番に1つずつ紹介します。
予備を準備しておく
葬儀に参列するときに、涙や汗でマスクが濡れてしまうかもしれません。また焼香や線香で、マスクが汚れる場合も考えられます。その対策に、マスクの予備を準備しておきましょう。
予備を準備するときは、マスクケースなどで型崩れや汚れが付かないようにするのがおすすめです。持参すれば、他の方の役に立つかもしれません。
葬儀で避けたほうがよいマスクとは
葬儀のマスクは、基本的に白色無地の不織布が良いです。黒色を含めて色のあるマスクは、カジュアルなものと考える方もいます。葬儀では落ち着いた印象が必要なので、白色を選択するのが良いでしょう。
またキャラクターやデザインが付いたもの、装飾のあるマスクも避けるべきです。葬儀の場では、控えめな感じを心掛けましょう。
夏の時期のマスク着用は熱中症に注意する
夏の暑い時期のマスク着用は、熱中症に気を付けましょう。マスクをするので夏場は特に、体感温度が上昇してしまうからです。
マスク着用の熱中症対策は以下の3点です。
- 水分補給をこまめに取る
- 人と距離が取れる、会話の発生しない場合はマスクを外す
- エアコンを適度に使う
葬儀では、焼香や読経中など会話をしない場面もあります。自分の健康と周りへの配慮を考えた上で、判断しましょう。
まとめ:葬儀でのマスクの着用マナーを知って参列しましょう
感染症対策の一環として、マスクを着用するのが日常となっています。以前は葬儀のような公式の場ではマスクをするのは失礼にあたるとも考えられていましたが、今は違います。
葬儀でのマスクの新たなマナーや着用に関する注意点が、生まれています。その点に配慮しながら、葬儀に参列をしましょう。